院長 伊谷 善仁(ITANI YOSHIHITO)
略歴
- 2006年3月近畿大学医学部 卒業
- 2008年4月近畿大学医学部 形成外科
- 2016年7月札幌医科大学 形成外科
- 2017年4月近畿大学医学部 形成外科
- 2018年1月近畿大学医学部 皮膚科兼務
- 2020年4月近畿大学病院 スキンサージェリーセンター 副センター長
- 2024年3月伊谷形成外科・皮フ科クリニック 開院
堺市西区の伊谷形成外科・皮フ科クリニックでは、形成外科専門医である院長が、体表面に関する様々な疾患の診療を行っています。
形成外科は、体の表面に生じた見た目や機能の問題を外科的に改善する診療科です。怪我ややけど(熱傷)の治療、皮膚にできた腫瘍の切除、先天性のあざや変形の改善など、頭のてっぺんから爪先まで全身の体表面を対象としています。
治療にあたっては、見た目の改善だけではなく、「動かしやすさ」や「痛みの軽減」といった機能面の回復も重要な目標です。当院では、病変の除去に加えて、術後の傷跡にまで配慮した丁寧な処置や、生活のしやすさまで考慮した治療を心がけています。
形成外科と整形外科は名称が似ていますが、対象とする領域が異なります。
整形外科は、骨や関節、筋肉、靭帯など運動器の疾患や怪我を専門とする診療科です。膝や腰の痛み、骨折、関節の変形などが主な対象となります。
一方、形成外科は皮膚や体表面の見た目と機能を外科的に改善する診療科です。皮膚の腫瘍やできもの、傷跡の改善、先天性の変形などを扱います。
当院は形成外科のクリニックですので、骨や関節に関する症状には対応しておりません。また、レントゲン設備は設置しておりませんので、ご了承ください。
| 形成外科 | 整形外科 | |
|---|---|---|
| 対象 | 皮膚、体の表面 | 骨、関節、筋肉、靭帯 |
| 主な症状 | できもの、傷跡、あざ、やけど、先天性の変形 | 骨折、腰痛、膝の痛み、関節の変形 |
| 治療の目的 | 見た目(整容面)と機能の改善 | 運動機能の回復・改善 |
| 主な検査 | ダーモスコピー、エコー、組織検査 | レントゲン、MRI、CT |
当院ではすべての診療を形成外科専門医である院長が担当しています。大学病院で皮膚腫瘍の手術を数多く経験しており、皮膚の異変を見つけた段階から、良性・悪性の見極め、治療方針の決定、手術、術後の経過観察まで、一貫して対応できることが強みです。
形成外科の手術では、ただ病変を除去するだけではなく、術後の仕上がりまで見据えた処置を行います。必要に応じて皮膚移植を併用して傷跡をカバーしたり、術後の皮膚のつっぱりを軽減するための工夫を取り入れたりして、整容面と機能面の両方に配慮した治療に取り組んでいます。
当院には専用の手術室があり、衛生管理を徹底した環境で日帰り手術を行っています。陥没乳頭や腋臭症(わきが)など専門性の高い手術から、粉瘤(アテローム)や脂肪腫の摘出まで幅広く対応しています。手術は午後の予約枠で実施しており、土曜日の手術にも対応していますので、平日にお時間が取れない方もご相談ください。
乳頭が内側に引き込まれた状態で、先天性のものが多く見られます。軽度であれば保存的な方法で対応できる場合もありますが、中等度以上では手術が適応となることが一般的です。当院では「切らない手術(糸による固定)」と「切開法」の二つの方法に対応しています。
皮下の脂肪組織から発生する良性の腫瘍で、柔らかく動くしこりとして触れることが多い疾患です。痛みはほとんどありませんが、放置すると徐々に大きくなることがあります。当院では切開による摘出手術を日帰りで行っています。
爪が横方向に巻いて皮膚に食い込み、痛みや炎症を引き起こす状態です。当院ではフェノール法(保険適用)で治療を行っています。爪の食い込んでいる部分を切除した後、爪母にフェノールを塗布してその部分の爪が再生しないようにする方法で、再発率の低さが特徴です。
加齢などが原因で上まぶたが下がり、視界が狭くなる状態です。見えにくさだけではなく、肩こりや頭痛の原因となることもあります。当院では保険適用の手術として、眼瞼挙筋腱膜前転法(まぶたの筋肉を短縮する方法)や眉毛下皮膚切除術に対応しています。
上記のほかにも、やけどや傷跡(肥厚性瘢痕・ケロイド)の治療、小児の外傷(切り傷の縫合等)、乳がん術後の乳頭・乳輪再建など、体表面に関する幅広い疾患に対応しています。気になる症状がございましたら、お気軽にご相談ください。
当院では陥没乳頭や腋臭症をはじめ、粉瘤、脂肪腫、いぼ・ほくろの除去、巻き爪、眼瞼下垂など、各種の日帰り手術を専用の手術室で実施しています。対応している手術や受診の流れ、費用の目安については、下記のページでご案内しています。
体の表面の見た目や機能で気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。手術の必要性についての判断も含めて、まずは丁寧に診察した上で、患者様の症状やご希望に合わせた治療の選択肢をご提案いたします。